ホームページのQRコードを作る方法|チラシに印刷する前の確認ポイント
公開URLからQRコードを作り、実寸の印刷物で読み取りを確認する手順。余白、変形、リンク先の変更、読み取れないときの切り分けを解説します。
この記事でわかること
ホームページ用のQRコードは、掲載したい公開ページのURLから作成します。作る前に、そのページを訪問者が開けるか確認し、作った後は実際の印刷サイズで読み取って確かめます。
この記事では、チラシや名刺に一般公開ページへの入口を載せる場合を扱います。QRコードが読み取れることと、正しいページが表示されることは別の確認です。
1.先にリンク先のURLを確定する
サイトの編集画面や確認用プレビューではなく、訪問者に見せる公開URLを開きます。ログインしていない状態で、目的のページが表示されるか確認してください。
| 候補のURL | 印刷前の判断 |
|---|---|
| 正式公開した案内ページ | 継続して管理する予定なら候補 |
| 編集中のプレビューURL | 訪問者が開けない可能性があるため使わない |
| 一時的なファイル共有URL | 公開範囲・保持期間・差し替え方法を確認 |
| 期限付きイベントの申込ページ | 終了後に何を表示するかも決める |
例えば毎月変わる教室案内なら、月ごとに配布先を変える方法と、同じ案内ページの中身を更新する方法があります。後者を使う場合も、古いチラシを持つ人に開催時期が伝わるよう、ページ内に最新の日程と終了分を明示します。
2.ChromeでQRコードを作る
パソコン版Chromeで対象の公開ページを開きます。右上のその他メニューから「キャスト、保存、共有」へ進み、QRコードを作成する項目を選んでダウンロードします。メニュー名は表示言語や版で異なる場合があります。
生成した画像のファイル名には、用途と保存日を含めると取り違えを防げます。別のページのQR画像を上書きするより、「体験案内用」「アクセス案内用」のように区別して管理します。
ダウンロードした直後に読み取り、表示されたURLが目的のURLかを確認します。見た目が似たQR画像同士を、人の目だけで見分けようとしないでください。
3.印刷物へ配置するときに余白を保つ
通常のQRコードには、コードの周囲に4セル分の余白が必要です。セルは白黒の小さなマスの単位です。画像の余白を切り抜いたり、文字や罫線を近付けたりすると、読み取りに影響します。
印刷物に貼る際は縦横の比率を固定し、正方形を保ちます。ぼかし、透過、強い装飾、模様の重ね合わせを避け、読み取りやすい状態で試します。デザインを調整した後は、元のQR画像で成功していても再確認してください。
「何mmなら必ず読める」と決めない
必要な大きさは、コードの細かさ、印刷の品質、読む距離、カメラなどによって変わります。名刺で手元から読む場合と、掲示物を離れた場所から読む場合を同じ大きさで扱わないでください。
まず配置予定の実寸で試し刷りし、想定する距離と明るさで読み取ります。読み取れないなら、余白、変形、印刷のつぶれを確認してから大きさを調整します。
4.QRの横に「開く内容」を書く
QRコードだけを置くより、「体験日程と申し込み」「店舗へのアクセス」など、何が開くかを書き添える方が判断しやすくなります。短い表記の公式サイトURLや、別の問い合わせ方法も併記しておくと、読み取れない人も次の行動を選べます。
体験日程と申し込み
QRコードから案内ページへ
公式サイト:example.com上記のドメインは説明用です。実際の配布物には、自分が管理する正式なサイトを記載してください。
5.試し刷りで「読み取り→到達→操作」まで通す
確認には、スマートフォンのカメラなど実際に訪問者が使う方法を使います。可能なら異なる端末でも試し、同じ端末だけで成功する条件に偏っていないかを確認します。
| 段階 | 完了の基準 | 不具合の切り分け |
|---|---|---|
| 読み取り | カメラがリンクを認識する | 認識しなければ余白・大きさ・印刷状態 |
| 移動 | 正しいURLへ進む | 違うURLならQRの作り直し |
| 閲覧 | ログインなしで必要な内容を読める | 権限・公開設定・リンク切れ |
| 操作 | 申し込みや問い合わせを最後まで行える | ページやフォーム側の問題 |
印刷会社へ渡す最終PDFや画像でも、QRが入れ替わっていないか確認します。編集途中の画面で成功しても、書き出しや縮小で状態が変わる場合があるためです。
URLを変えたくなったとき
紙に印刷した通常のQRコードの中身を、後から書き換えることはできません。一方、QRが指す同じURLのページ内容は、そのサイトで更新できます。
別URLへ移転する場合は、元URLから新URLへ転送できるかを確認します。元のドメインを失効したり、元URLを管理できなくなったりすると、転送の設定も維持できません。詳しくはURL変更時のリダイレクト確認を参照してください。
リンク先を後から変更できる外部サービスでは、サービス側の中継URLを使う場合があります。使うなら料金だけでなく、停止時の扱い、管理アカウント、長期間の維持条件を確認します。自分のサイトの同じURLを管理できる用途では、そのページを更新する運用で足りるかを先に考えます。
配布後の管理メモ
「配布物名/QRのリンク先/印刷した時期/管理担当/終了後の表示」を残します。季節の企画なら、終了後にページを削除する前に、終了案内や次回情報を表示する必要がないかを確認してください。
図は独自の模式図です。読み取り可能な配布用QR画像や、特定端末での実測結果を示すものではありません。公式資料確認日:2026年10月14日。

