AIでホームページの文章を作る|材料6行から掲載文にする練習
架空の教室を例に、AIへ渡す材料、コピーできる依頼文、回答の直し方、ページへの配置、完成確認まで。見出し・説明文・申込ボタンを一緒に作ります。
この記事でわかること
まず目指すのは「最初の画面に載せる3つの文章」
ホームページを作りたいのに、何と書けばよいかわからない。そんなときは、AIにサイト全体を一度に頼まず、最初に見える画面の「見出し」「説明文」「ボタンの文言」を作るところから始めましょう。
この記事では、架空のオンライン教室を例に、材料を用意し、AIへ入力し、回答を直して、掲載前の確認まで進めます。専門知識やプログラミングは不要です。文章を入力できる対話型AIと、メモを保存する場所を用意してください。
完成の目安は、初めて読む人が「誰向け・何をする・いくら・次に何を押す」を説明できる状態です。 ここで完成するのは掲載用の文章です。サイトの作成や公開は別の作業になります。
以下の事業・料金・回答例は、説明のために編集部が作った架空例です。特定のAIでの実測結果や、実在サービスの実績ではありません。同じ指示でも回答は変わります。
1.まず、決まっていることだけ6行にする
AIに「魅力的に書いて」と頼む前に、材料を渡します。料金、時間、予約方法が空白のままだと、使えそうに見える文章でも、実際には約束できない内容が混ざるかもしれません。
まず、メモアプリに次の例をコピーしてください。自分の事業で使うときは、右側を確認済みの内容に置き換えます。未定の項目は「未定」と書きます。
誰向け:表計算を初めて使う人
提供すること:オンラインで、家計表を一緒に1枚作る体験レッスン
時間:1回45分
料金:1回1,500円(税込)
準備:表計算ソフトが使えるパソコン
申込方法:フォームから希望日を送る。返信で日時が決まる「顧客満足度」「利用者数」「最短で上達」といった材料がなければ、あとから足しません。名前や顧客の相談内容など、文章作りに不要な個人情報も入力する必要はありません。作業を外部へ委託している場合は、使ってよい資料の範囲を先に確認します。
ここまでの確認:6行を自分で読み、どの内容も実際に案内できるなら次へ進みます。 料金が未定なら、料金を決めるか、料金部分を掲載しない方針にしてから続けます。
2.AIへ「材料・読者・出してほしい形」をまとめて送る
新しい会話の入力欄へ、次の文章を貼り付けます。「確認済みの材料」の欄へ、先ほどの6行も貼り付けて送信してください。ここでいうプロンプトは、AIに渡す依頼文のことです。
あなたはホームページの文章を整える編集者です。
初めて読む人が内容を理解できる、やさしい日本語にしてください。
【確認済みの材料】
(ここに6行の材料を貼り付ける)
【作るもの】
1. 最初の画面の見出し:1文
2. 説明文:2〜3文。内容・時間・料金・準備がわかるもの
3. 申込ボタンの文言:押した後にすることがわかるもの
4. ボタンの近くに置く補足:申込みと日時確定の違い
材料にない実績、効果、無料特典、対応時間は追加しないでください。
不足する情報は本文へ混ぜず、最後に「確認が必要なこと」として出してください。
見出しだけは2案、それ以外は1案にしてください。Anthropicの公式資料は、依頼内容、制約、出力の形式を明確に伝える方法を説明しています。この4項目の分け方は、その考え方を初心者向けの文章作りへ応用した編集部の提案です。特定のサービスや有料プランの利用を前提にはしていません。
3.回答を4つの置き場所へ分ける
材料に沿った仕上がりの一例は次のとおりです。AIの回答がこの文章と一致する必要はありません。大切なのは、材料にない約束が増えていないことです。
| 置き場所 | 掲載文の例 |
|---|---|
| 見出し | 表計算が初めてでも、一緒に家計表を作れます |
| 説明文 | オンラインで家計表を1枚作る、45分の体験レッスンです。料金は1回1,500円(税込)。表計算ソフトが使えるパソコンをご用意ください。 |
| ボタン | 体験レッスンの希望日を送る |
| ボタン下の補足 | フォーム送信後、返信で日時が確定します。 |
ボタンに「予約を確定する」と書くと、押すだけで日時が決まるように読めます。この例は希望日を送る仕組みなので、「希望日を送る」が合っています。ボタンの言葉は、見栄えよりも押した後の動きとそろえましょう。
図は配置を説明する模式図です。実際の管理画面や、完成済みサイトのスクリーンショットではありません。
4.よくある「それっぽい文章」を、1か所ずつ直す
たとえば、AIが次のように返したとします。
この例には、材料にない「完全マスター」「プロの講師」「無料相談」が入っています。「未来を変える」も、具体的に何をするのかが伝わりません。
修正するときは、「もっとよくして」ではなく、直す場所と理由を指定します。同じ会話の入力欄に、次の依頼を追加してください。
見出しとボタンだけを修正してください。
「完全マスター」「プロの講師」「無料相談」は材料にないので削除します。
見出しは「家計表を一緒に1枚作る」ことを中心にしてください。
ボタンは、希望日を送る操作だとわかる表現にしてください。
料金・時間・準備物・日時確定の説明は変更しないでください。修正後は、見出しだけでなく料金と時間も見直します。頼んでいない部分まで変わっていたら、元の正しい文章へ戻してください。AIが「修正しました」と言っても、その言葉だけで完了としません。
| うまくいかない状態 | 次に送る指示の例 |
|---|---|
| 文章が長く、最初の画面に収まらない | 料金・時間・準備物を残し、説明文を3文以内にしてください |
| 誰にでも使える抽象的な文章になる | 「表計算が初めての人」「家計表を1枚」を必ず具体的に書いてください |
| 「未定」を勝手に埋める | 未定の項目は「確認が必要なこと」へ移し、掲載文には確定事項だけを書いてください |
| 同じ修正を繰り返して混乱する | 新しい会話に確認済みの6行と最新の採用文を貼り、直したい1か所だけ依頼してください |
5.掲載前に、文章とボタンを別々に確認する
文章ができたら、まずメモへ保存し、サイト編集画面の下書きへ移します。管理画面の操作はサービスごとに違います。編集画面に「見出し」「テキスト」「ボタン」などの項目があれば、対応する文章を入れ、プレビューを開きます。該当項目がわからなければ、4項目の表を制作担当へ渡せば大丈夫です。
文章については、最初の6行と見比べ、料金、税込表記、45分、必要なパソコン、返信で日時確定という条件が一致することを確認します。スマートフォン幅のプレビューでは、見出しが途中で欠けていないか、ボタンの意味が読めるかを見ます。
ボタンについては、押すと希望日を送るフォームへ進むかを確認します。フォームをまだ用意していないなら、リンクがないボタンを公開せず、先に受付方法を決めてください。実際に送信を試す場合は、テストと明記し、通知の受信先を管理する担当者と確認します。
「文章の条件が正しい」「ボタンが意図した先へ進む」「日時が確定するタイミングが伝わる」の3点がそろえば、この作業は完了です。 売上や問い合わせの増加を保証する基準ではありません。
AIで書けば検索に強くなる?
AIを使ったこと自体は、検索順位の保証になりません。Googleは、AIを利用する場合も正確さや関連性を確認し、公開前に内容を点検するよう案内しています。文字数を増やすより、読者が申し込むか判断するための条件を整えましょう。
記事全体の確認はAIで作った記事を公開する前の確認表も参照できます。今回は、サイトの最初の画面に載せる文章を作る作業に絞りました。
作った材料をサイト制作に使うなら
SITE PORTは、このメディアと同じ運営者の自社サービスです。完成例と編集デモを案内しています。この記事で用意した材料を相談時に渡すと、希望する内容を説明しやすくなります。対応範囲・費用・更新の分担は個別に確認してください。
出典と作成方針
公式資料の確認日:2026年10月13日(日本時間)。技術上の意味は下記の一次資料に基づき、作業の区切り方・記入例・図解は編集部の提案として作成しています。図と回答例は説明用の架空例です。
出典・確認情報
確認日:2026-10-13 / 公式情報の要点と編集部の提案を整理しています。価格・機能・条件は変更される場合があります。
Anthropic:明確な指示・文脈・出力形式Google:生成AIコンテンツの確認

