A・CNAME・TXT・MXの違い|DNSに入力する値を取り違えないために
独自ドメインの設定画面で並ぶ記号を、Web公開・所有権確認・メールの目的で整理。変更前に残しておく表も用意します。
この記事でわかること
DNS設定は、種類・名前・値の3点をセットで読む
接続するサービスからDNS設定を案内されたら、「何という種類のレコードを、どの名前に、どの値で登録するか」をセットで確認します。値だけコピーしても、種類や名前が違えば目的の設定にはなりません。
CloudflareのDNSレコード資料では、A・AAAA・CNAME・MX・TXTなどの役割が説明されています。以下は、サイトを公開する人が設定画面を読むための要約です。実際の入力値は、利用サービスが提示したものを使ってください。
よく使う種類を目的で見分ける
| 種類 | 主な役割 | 入れる値の考え方 |
|---|---|---|
| A | 名前をIPv4アドレスへ対応づける | 公開先が指定するIPv4 |
| AAAA | 名前をIPv6アドレスへ対応づける | 公開先が指定するIPv6 |
| CNAME | 名前を別の名前へ対応づける | 指定されたホスト名 |
| TXT | テキスト情報を持たせる | 所有権確認等で提示された文字列 |
| MX | メールの配送先を示す | メールサービスの指定と優先度 |
ここでの説明は代表的な役割です。CNAMEの値へhttps://やページのパスを入れるなど、URLとホスト名を混同しないようにします。案内されたレコードを別の種類に変更して代用しないでください。
Web公開とメールの設定を混ぜない
ホームページを別の公開先へ移すとき、メール用のレコードまで不要になるとは限りません。既存のメール、所有権確認、外部サービスがどのレコードを使っているかを調べます。用途の分からない項目は、一括削除する前に契約先や担当者へ確認します。
- 現在のDNS設定を記録、またはサービスの機能で書き出します。
- 今回変更する目的を「Web公開」「確認」「メール」などに分けます。
- 提供元の案内と、種類・名前・値を照合します。
- 既存の同じ名前のレコードと衝突しないか確認します。
- 指定された範囲だけ変更し、時刻を記録します。
- Webなら表示、メールなら送受信など、目的に合う確認を行います。
同じ名前へ複数の種類を登録できるかなど、制約はレコードとサービスの仕様によります。エラーが出たときに、種類を変えて保存だけ通すのではなく、表示された理由を調べます。
「名前」欄と「値」欄を入れ替えない
www.example.comを設定する場合でも、名前欄へwwwと入れるのか完全な名前を入れるのかは管理画面の案内に合わせます。ドメイン名が自動で補われる画面もあるため、保存後の表示で完成した名前を確認してください。
変更前後の記録表
| 目的 | 種類 | 名前 | 変更前 | 変更後 | 確認結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| Web公開 | __ | __ | __ | __ | __ |
| 所有権確認 | __ | __ | __ | __ | __ |
| メール | __ | __ | __ | __ | __ |
秘密の認証情報をこの表に混ぜず、DNSに公開する指定値と、管理用のAPIキーを区別します。
保存後は、目的の動作で確認する
DNS画面にレコードが残っていることと、サイトやメールが意図どおり動くことは別です。Webでは正確なドメインとHTTPS、所有権確認ではサービス側の確認結果、メールでは送受信結果を見ます。複数の作業を同時に行った場合も、それぞれの完了を記録してください。
SITE PORTを検討するときの確認ポイント
SITE PORTで独自ドメインを設定する場合も、渡された案内をこの3項目に分けて読むと進めやすくなります。DNSの設定を自分で行う範囲と、支援を受けられる範囲を先に確認し、既存メールへの影響も伝えておきましょう。
SITE PORTの完成例を見る・編集のデモを見る。自分で更新する場面を想像しながら、利用できる機能とサポート範囲を申込前に確認してください。
次に確認したいこと
[NXDOMAINで開かないとき](/articles/dns-nxdomain-first-check)・[Search Consoleの所有権確認](/articles/search-console-domain-verification)
出典・確認情報
確認日:2026-10-12 / 公式情報の要点と編集部の提案を整理しています。価格・機能・条件は変更される場合があります。
Cloudflare:DNSレコードの種類Cloudflare:メール用DNSレコード
